日曜日の朝、夫の愛車ホンダのビートに乗って、久々のドライブに出た。
朝寝坊の子供たちは置いてきぼりで。 目的地は魚市場、一色のおさかな村というところに8時少し前に着く。 通路をはさんで商店が並んでいて、鮮魚の店の他に干物屋やかまぼこ屋もある。 40㎝位のまるで陶器のようなサメがいたり、オレンジ色の粒粒模様がかわいいヒラメが目についた。 鯛飯にちょうど良いのあればと思っていたのだけど、小さいのが数匹いただけ。 1周する頃、数匹ずつ魚が入って並べられた発砲スチロールの箱のうちの、赤っぽい魚が気になった。 通り過ぎようとすると、「まけとくから買っていって」と声をかけられた。 顔のほうが大きくて、しっぽのほうがだんだんと細くなっている。 ほうぼうという名札が付いていた。 食べたことがないと告げると、「煮付け、塩焼き、刺身、3枚におろしてフライがおいしいよ」とのこと。塩焼きならみんなが食べられそう。 下ろし方やらいろいろ説明してくれた。 1500円と書かれていたけど1000円にするという。 新鮮な魚なら、どうやって食べてもおいしいんだからいただくことにした。 閉店が9時って書いてあったけど、こちらが何も言わなくてもどんどん値引きする時間帯だったみたい。 氷を入れてもらったけど、急いで帰った。 30㎝前後のほうぼうが7匹、まな板の上に載せていたら、二男が怖い怖いと言いながらいつまでも見ている。 目線を下げてみたら、かなりの迫力。 怖いような、愛嬌のある顔、私はとてもチャーミングな魚だと思った。 ますます気に入ってしまった。 腹側から斜めに包丁を入れ、思い切ってドスンと切り離す。 産卵前だったものもいた。 大きいものは3枚に下ろしてみた。 小ぶりの4匹を塩を振って焼いた。 ・ほうぼうの塩焼き ・大根おろし ・ほうぼうのあらのお吸い物 ・ほうれん草のお浸し ・十雑穀入りご飯 身はほろりと外れてきて食べやすかった。 煮付けにしてもおいしそうな味の魚でした。
by takasatoya
| 2008-03-25 10:26
| 夕食
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